透過するほどの繊細さが美しい白磁のカップ。1960年代に生産されており、底部には “ARABIA AS” のカットサインが刻まれています。蓋部分が残存している個体は大変希少です。

Aune Siimes（1909-1964）
1932年からアラビア装飾部門にて絵付けを担当。1937年からは、アートデパートメント部門に在籍し、鋳造などを含めた磁器の製造に携わりました。草花をモチーフとした自然主義的な装飾と、磁器の造形美は彼女の作品における象徴となっています。

φ：7.8cm（cup）
φ：12.7cm（saucer）
H：7.5cm

ヴィンテージとしては、大変良い状態です。

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