鮮やかな発色と造形が美しいボウル。
AROシリーズは、1950年代に生産されました。
Nylundを象徴する作品のひとつであり、様々な表情を味わうことができます。

Gunnar Nylund （1904-1997）
フィンランド人で彫刻家の父と、デンマーク人で陶芸家の母から生まれる。建築を主に学んだが、雇用市場の減少によりBing&Grondahlに入社。1929年に同僚のエンジニア Nathalie KrebsとNylund&Krebs製陶所（後のSAXBO社）を設立し、簡素ながら造形・色彩美を放つ作品を展示会で披露した。1930年代以降は、Rorstrand社やNymolle社のアートディレクターを歴任。長石釉を使用した質感の優れた炻器や、その対極となるシャモット（粘土を粉砕し焼成したもの）を用いた粗々しい炻器を発表。生涯を通じて、物作りに対して常に挑戦する姿勢を貫き、モダニズムを促進した。

W 10.0cm
H 5.0cm

ヴィンテージとしては、大変良好です。

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